3.11と御嶽山噴火の関係性とは?動かぬ登山者たち [3.11と御嶽山噴火の関係性とは?動かぬ登山者た]
御嶽山噴火から学ぶ3つの心理~なぜ人は逃げられないのか!?~
どうも。
情報中毒マニアのSHOです。
今回は、世間をにぎわせている“御嶽山噴火”
についてお伝えいたします。
3.11と御嶽山噴火の関係性とは? |
みなさんもご存知のかたもいるかとおもいます。
が、じつは、
3.11の地震、津波などの自然災害時において
【人間心理】というものは共通しています。
と、人間心理を語る前に、
今回の背景や概要をごぞんじでない方も
いるとおもいます。
かんたんにですが、
全体を整理してみました。
今回の経緯 |
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とある山で7年ぶりに噴火が起きた!
↓
雲がモクモク
↓
岩石やら煙やらで被害者増加!!
↓
予想できなかったのか?
救命状況は?
今後の対策は?
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そもそも御嶽山とは? |
御嶽山(おんたけさん)は、
長野県と岐阜県の県境にある山です。
比較的のぼりやすい山ですので、
ふだんから登山者が絶えないそうです。
宿泊施設などもあり、
登山環境はよいほうだとおもいます。
いつ噴火したの? |
2014年9月27日に突如噴火を起こしました。
わたしが、ちょうど遅いお昼をたべていた時でした。
けっこう鮮明におぼえていますが、
ラーメン屋でみんな「やばい!!」などと
いっていました。
たしかに映像をみたら「やばい!!」ってなりますよね。
自然災害は“予告”がないのでこわいですよね。
「えっ、でもこれだけ科学発展してるし・・・」と
疑問におもいました。
噴火の予想できないの? |
これだけ人類の進歩とか、
あらたなテクノロジーが生み出されているのに
地震や噴火の予想くらい“最低限”できなかったのか?
とおもいしらべてみました。
みなさんご存知でしたか?
日本にはいくつか、
地震や噴火を中心にしらべている
研究所があるということを。。。
・東京大学地震研究所 地震予知研究センター
・IAEP情報 - (株)麒麟地震研究所
・・・など。
そこからさっそく調べてみました。
それら研究所によれば、
ざっくりとですが、
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火山によって活動パターンが異なっているため、
火山噴火の予想、余地はむずかしいそうです。
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これら研究機関が日々調査しているにも
関わらず自然災害というものは予想不可能なんですね。
もうこうなると、
“日々の日常”から“各個人”で意識して
こうどうができるか?に左右されてしまいますよね。
で、いつものパターン |
救助や対策がおそくなると、
国民や被害者はきまって、
“国”に文句をいれます。
たしかに、
実際被害者、被害者家族の立場になったら、
私も、クレーマー化するかもしれません。
だって人間ですもん。
しかし、
国の立場になってかんがえてみてください。
国の役割とは?総理大臣の考えは?
と。
国のトップからしてみたら、
国民や被害者、関係者をすこしでも
落ち着かせるため、これ以上の被害を抑えようと
しているはずです。
国といっても、総理といっても
ひとりの人間です。
そのため、
判断や行動だってすこしは遅れます。
一般のわたしたちと何がちがうか?
それは、判断する情報のレベルが違うだけです。
もちろん、
私たちも発言する権利はありますが、
レベルが高い事件の場合はおとなしく国に任せておいた
ほうがいいとおもいます。
今後の対応に期待しましょう。
と、じゃっかん熱くなってしまいましたが、
長くなってしまいましたが、
ここから本題です。
御嶽山噴火から学ぶ3つの心理 |
人間が危機的状況に陥ると
抱く“心理”です。
この心理を知るにあたって、
必要なキーワードがあります。
それは、
(1)正常性バイアス
(2)愛他行動
(3)集合的無知
です。
うえから順に解説いたしますね。
正常バイアスとは?
そもそもバイアスとは、
勘違いや先入観のことをいいます。
正常バイアスとは、
「おれなら大丈夫でしょ!」といった
根拠なき自信のことです。
よく受験追い込み時のさい、
周囲に○○くんなら大丈夫だよ~といわれ、
本人も「大丈夫~大丈夫~」と“安心”しきって
しまう心理状況です。
で、その結果、
受験失敗・・・
となってしまいます。
人間は危機的状況にいると
不安な状態よりも安心状態になってしまいます。
噴火の煙をみたさいも
動画にありましたが、
危機的状況なのに逃げる気配があまりなかったですよね。
で、ようやくやばいな!と
おもい逃げる。
が、、、となってしまいました。
つぎに、愛他行動です。
これはとくに私たち
日本人がすぐれている心理です。
じぶんより他人というマインドですね。
危機的状況でもまずは他人!!
といかにも日本人らしいといえばらしいですが、
危機的状況のさいに陥りやす心理です。
噴火のさいも、
他人をたすけるために
命をおとされたかたも多かったはずです。
さいごは集合的無知です。
これは、たとえ9割の意見が
違ったとしても、
「みんながいうから。。。」と
9割の意見を参考にしてしまう心理です。
みんなの意見=正しい
という意識にいつの間にか
陥ってしまいます。
オオカミ少年の例がいいですね。
噴火のさいも
逃げるか、逃げないかの状況になってましたよね。
何人かが逃げようといって
ようやくみんなで逃げていましたよね。
まとめ |
・人間はテクノロジーが進歩しても、
自然には勝てない。
・危機的状況において陥る心理は大きく分けて3つ
・今回の事例を犠牲者のためにも、
今後の対策や原因追及に急ぐ。
ご冥お祈りします。
では。
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タグ:御嶽山 対策 心理
2014-10-01 19:54
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